私が大型リリースの前日は必ず早く帰る理由

catatsuy
3 min readDec 2, 2018

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ここ数年の間に私と一緒に仕事をしたことがある人は、私が大型リリースの前日には必ず早く帰っていることに気付いた人がいるかもしれません。どういう考えでそういうことをやっていたのかを書いてみます。私と同じ行動を取る人が現れるとうれしいです。

私は小学生の時に手塚治虫作品のブラックジャックが大好きでずっと読んでいたのですが、その時の『土砂降り』という作品でブラックジャックが取った行動に非常に感銘を受けました。こういう行動を取れる人間になりたいという気持ちからこのような行動を取っているので、まずブラックジャックの土砂降りを紹介します。

引用が多いので著作権的に大丈夫か判断できず、今まで限定公開にしていましたが、いろんな人に知って欲しいので公開します。引用の範囲を超えていて、問題があるなら非公開にするので、連絡してもらえると助かります。

ブラックジャック 土砂降り

[あらすじ]過去にお世話になった清水幾男医師を訪ねて離島に訪れたブラックジャック。そこで既に清水幾男医師は亡くなっており、妹の清水きよみ医師が住んでいることを知る。本土との連絡船がもう無かったため、清水医師の厚意でブラックジャックは診療所に泊まることとなる。

[中略]食中毒患者の家を周り、疲れ果てた清水医師が診療所に戻る。

解説

集団食中毒事件が起こったが、その後に起こりうる事故を予見して診療所に待機、いざというときに動けるように準備をしていたブラックジャック。最初は真意が分からず、清水医師から反感を買うが、ブラックジャックの真意が分かったときにハッとする。

早く帰る理由

リリースで一番トラブルが起こる可能性があるのはリリース直後です。リリース直前が一番切羽詰まっているチームが多いかも知れませんが、私は自分の担当範囲は必ずリリース直前まで作業をする必要が無いように調整します。

なのでリリースの前日は他の人の作業が残っていたとしても、自分は早く帰れるようにして他の人にタスクを任せて早く帰ります。前日は必ず早めに寝て、リリース直後に起こるかもしれない大障害に備えて、その時に迅速かつ正確な判断と作業が行えるようにしています。

別に毎回障害が起こるわけではないので、そこまでやる必要があるのかと思う人もいるかもしれませんが、常に不測の事態を考えて事前に手を打っておくことも私の仕事のうちだと考えていたので今までやってきていて、これからもやるつもりです。

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