吉野家のお米について調べてみたのでメモ

吉野家のお米ってそういえば普段のお米とは違う味がするなーと思ったので軽く調べてみました。間違いなどがあれば教えてください。

吉野家のお米って個人的な印象としては

  • 水分が少ない
  • 粘り気が少ない
  • コシヒカリなどよりも旨味が少ない

これらの特徴は丼として上に何か載せることを考えるとうれしい特徴だと思う。旨味が少ないというのも悪い意味ではなく、コシヒカリのように主張が強い米だと上に載る牛肉よりも目立ってしまう。水分や粘り気が少ないのも、丼用の米と考えるとうれしい特徴だ。

そんな吉野家の米はどういう米を使っているのか、軽く調べてみたのでメモ。

北海道米

元々は北海道米に革命をもたらせたことで有名な「きらら397」を独自に改良した米を使っていたらしい。

食料管理法が廃止され、吉野家独自のブレンド米を作ることができるようになり、牛丼に最適な「きらら397」を中心に複数の米をブレンドした「吉野家規格」を作った。

きらら397は北海道米に革命を起こした有名なブランド米。粘り気が少なく、安いことが非常によかったらしい。ただきらら397自体はかなり古くからある品種で、現在では他の品種も出てきている。現在は北海道の吉野家については新品種の「そらゆき」を使っているらしい。

多収性のある「みつひかり」

他の地域については何を使っているのか。どうも「みつひかり」という品種を使っているらしい。

農林水産省のサイトにもスライドがあった。とても面白いスライドだったのでおすすめです。

「みつひかり」は雑種のF1品種。F1品種はトウモロコシなどで著名で、農家は毎年種子を購入する必要がある。

みつひかりには「みつひかり2003」と「みつひかり2005」があり、みつひかり2003の方は多収性に優れる日本晴(にっぽんばれ)の系統、みつひかり2005の方はコシヒカリの系統の米が母親。そのためみつひかり2005の方が味に優れるが、多収性に劣る。みつひかり2003の方が多収性に優れるが、味が劣る。

丼用には先程のPDFではみつひかり2003の方がおすすめされている。これはコシヒカリ系統だと水分や粘り気が多いため、丼用途には向かないことが大きいと考えている。普及面積もみつひかり2003の方が多い。主に吉野家など業務用米として作っているらしい。

先程のきらら397と大きく違うのは、生育期間が他の米より非常に長いために、生育後半まで温度が確保できる温暖な場所で育てることが推奨されている点。適地は関東以西とされているので、きらら397が育てられている北海道では育てられなそう。

みつひかりはコシヒカリよりも2-4割程の多収性があり、その分安く提供できるということ。この差はかなり大きい。

まとめ

  • 吉野家の米は水分や粘り気が少ない米が好んで使われている
  • 元々は北海道米が中心だったが、現在では多収性のあるみつひかりをよく使っている
  • みつひかりはF1品種で農家は毎年種子を買う必要がある

Written by

将来の夢は隠居です

Get the Medium app

A button that says 'Download on the App Store', and if clicked it will lead you to the iOS App store
A button that says 'Get it on, Google Play', and if clicked it will lead you to the Google Play store